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綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

人の評価は難しい

三月は人事異動の季節であり、悲喜こもごもの想いに浸る時期だ。蒲生氏郷という武将は、よく諸国の名のある武士を召し抱えた。その武士が前に仕えていたところでどんな失敗をやり、どんな悪名わたてられていても気にしなかった。かれは、人というのは、見る人によって角度を変えてみれば、悪いところもよく見えるし、よい所も悪く見える。それはやむ得ない。だから俺は俺の目で見る。従って俺のところで失敗したり、悪いことをしても、けっし今仕えている主人には言わない。つまり人事の引き継ぎは絶対にしない。といったとか。このことは部署や所属が変われば、以前の勤務評定は引き継がない。新しい上司が自分の目でしっかりと見て評定をする。という事になるだろう。ところが、以前の評定がそのまま引き継がれるような事があるのではないか。人は相性というものがある。どうもしっくりといかない上司になればたまったものでない。そんな輩に一生懸命仕えようなんて気がしないという事になる。人事のひきつぎ等絶対しないと言う心構えが管理職には大事だと言いたい。相性の悪い上司に巡り会えば、これも運命であると考え適当にやっておくよりほかに方法がないか。
by ayabemorinaga | 2010-03-14 16:07 | その他