綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

癖のある人を使いこなせる人たれ

荻生徂徠が当時の起業家と言われるような人から使用人の管理方法を聞かれて、こう答えています。人材は必ず一癖あるものなり。器才なるが故に。癖ある馬に能有り。癖ある馬に能ありというのは古い諺で(悪い癖のある馬には、それに応じた乗り方があるように、一癖ある人間でも扱い方がよければ、その才能を発揮させることができる)との示唆です。癖のある人間は誰もが嫌います。癖のある人は自分でも癖があることはよく自覚しているでしょう。そんな人ばかりではありませんが癖を自分の長所と勘違いしている馬鹿な人も居ます。世の中いろんな人が居るから愉快なのですがね。そんな達観なんでできっこないですが。しかし、癖の有無をえり好みすることなく、受け入れて、その長所を発揮させることができる人こそよき管理職でしょう。なかなかできっこないですがね。優れた宮大工は、自ら山に分け入って木を伐採するときは、その木が生えていた場所を木材に記入しておくそうです。つまり、東南に生えていた木は、建造物の東南に面する方面に使うと、陽が当たっても狂わないという利点があるそうです。まっすぐな木と曲がった木をえり好みすることなく木組みさせることができるのが、真の大工の棟梁である。と言われている。昔から無くて七癖あって四十八癖と言います。人間に癖のない人なんかいない。様々な癖を持った人間の組み合う職場、さらに社会の人間関係の複雑な組み合わせを円滑にするには、リ-ダ—清濁併せのむ度量の大きさが求められる。癖のある人間と比較的癖のない人間をうまく組み合わせて、職場でそれぞれが持てる能力を遺憾なく発揮させてこそよきリ-ダ—である。癖のある人間の言うこともしっかりと聞いてやり、清濁併せのむ豪快な人間になれるかどうか問題である。耳障りなこと事を言われればダッカのごとく毛嫌いする人もいますが、聞き流す度量を持つことができるか否かがその人の将来を決定づけることになるかも知れぬ。とにかく、度量のあるリ—ダ—になりたまえ。誰でも耳障りなことなど言われればしゃくに障る物だよ。こんちくしょう。余計なことを言いやがって-と思ってもぐっとおさえて、何食わぬ顔で対処することだよ。そんなのを懐が深い人というのかな--とにかく私には最初からできっこないことですよ。でもさ、えらそうな口をきいて説教ぐらいはできるのさ--私には癖のある人を使いこなせないという癖があるのさ、あまりにも癖が強くてさ-言っていることはあまりまちがっていないでしょう 。いや間違っているよ--そうかなあ--
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by ayabemorinaga | 2013-07-09 20:55 | 教育・学校 | Comments(0)