諸行無常、
2016年 03月 02日
仏陀は無常とは、【形あるものはすべて壊れる・滅する。】と客観的に説きましたが,平家物語の冒頭に出てくる【祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり】の句のなかに出てくる【諸行無常の響あり】の無常とは,形あるものは滅するというだけでは説明が出来ぬ。もっともっと奥が深いものである。即ち、滅び行くものへの無限の同情・共感の涙を流してやまない悲哀の感情、あるひは、人生のはかなさに対する繊細な感覚が無常という言葉のなかに秘められている。諸行無常を体感したことを踏まえて,交友録№1・№2を書き留めたました。近いうちに,交友録追悼№3・№4を書き記したいと思っています。
去る者は日に以て疎く,来る者は日に以て親し
浮生は多塗なりといえども、死に趨くは惟れ軌を一にす
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去る者は日に以て疎く,来る者は日に以て親し
浮生は多塗なりといえども、死に趨くは惟れ軌を一にす
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by ayabemorinaga
| 2016-03-02 15:48
| 教育・学校