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綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

良き指導者たるには、

良き指導者になるためには、どうしても心得ておかなければならないことがある。その一つは、原理原則を教えてもらう師を持つこと。二つ目は直言してくれる側近を持つこと。三つ目は、よき幕賓を持つこと。といわれている。原理原則とは、いつ、いかなる時代においても、いかなる場所においても通用すると言うことです。原理原則の実践はきわめて厳しいものが有ります。それを教えてもらう先生を持つこと。直言してくれる側近とは、上に立てば立つほど、耳に逆らう情報が入りにくくなる。これは何時の時代も変わらぬ事である。ある指導者は、私の悪口を言われていれば、是非その悪口をおしえてくれ。ただしその悪口を言った人の名前は決して教えてくれるな。人間悲しいかな悪口を言った人の名前を聞けばついつい聖人でない限りその人に対して怒りの感情が爆発するから。三つ目は、よき幕賓を持つこと。幕賓とはパァソナルアドバイザアーのことです。在野にいて一種の浪人的風格と気骨を持った人物です。私はある人が重要な役職につかれたとき、幕賓ならぬアドバイザア-を持つことが大切ですよといったことがあったが、その人は言下にその必要はないと否定された。故に今は多くの人が面従腹背となっていることをご存じないようである。よき指導者たらんと思われるならば、此の三つの事柄をしっヵりと腹に納められるがよい。
by ayabemorinaga | 2009-12-01 09:28 | その他