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綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

なれ合い

あいつは、いつもひとのあらを探したり、重箱の隅をほじくってばかりいる。自分のことを振り返らないで、他人ばかり攻めている。といわれるタイプの人間がいますね。えてして、このタイプの人間は孤立して、嫌われますね。組織には必ず組織の論理がありますね。組織の論理が悪い方に働くとおかゆになってしまう。つまり、なれ合いですよ。なれ合いが悪いことだと思っても誰もそのことを口にしない。そんなことを口にすれば組織からはじき出され、阻害されてしまうからだ。既成のなれ合いの論理に身をまかせてしまう。これでは組織内の改革変革はおぼつかない。組織内の合意を生む機関が会議である。この会議がなれ合いの象徴的なものになっては終わりだ。会議とは、自分の全知全能を傾けて、言葉による戦いを行う場だ。したがつて、なれ合いや、他人の意見にすぐ同調する様な者は会議に出席する資格がないと心得よ。いや、資格がない。これも一昔前のお話ですが、私が教育委員の時に、厳しい意見を述べたことが再三あった。それはなれ合いからの打破を目指しての発言であったが、その代わり随分と嫌われ、敬遠をされたことを思い出す。ほかの委員は、事務局提案を鵜呑みにして、意見も言わずイエスマンのような人が多数派であった。教育委員会の委員は教育の発展向上を目指して、それこそ全知全能を尽くして議論すべきである。会議がなれ合いにむなっては、地域住民の信頼に応える教育委員会になり得ることはない。会議からなれ合いを排除することが必要ではないか。
by ayabemorinaga | 2012-08-18 17:08 | 教育・学校