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綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

格差解消を特進コ—スで

6月21日府議会本会議で自由民主党代表質問として,四方源太郎議員は府立学校の進学実績にに大きな格差があるという現実を府教委はどのように考えているのか。その原因は    ,綾部高校の現状に対して再三改善要望をしていますが今後どのような実効的な対策を取られるのか具体策についてお聞かせください。と言う質問に対して、府教育長は、特進コ-スを設置し全力で支援する。と言明された。私は高等学校に30数年在籍したが,特定の学校についての議会質問に対して学科改編改革を具体的に示されたことは一度もなかった。府教委からこのような具体的な答弁(言質)を引き出せたことは、輝かしい成果である。これまでであればせいぜい検討します。と言う答弁でしかなかった。近隣高校(福知山・舞鶴)との進学格差の是正は、新学科の設置でもなく、中高一貫でもなく、特進コ—スの設置で解決できるという府教委の決断である。否解決すると言う強い意志の英断である。全力で支援する。とまで言い切っておられる。このことの意味は重い。なぜなら特進コ-スの設置で格差是正ができなければ責任問題になりかねない。府議会本会議という公開の場でしかも自由民主党の代表質問に対しての答弁である。四方府議は質問の中で国公立大学の合格者数はこの春、福知山高校が83人、西舞鶴校が54人でしたが,綾部高校は9人と少なく大きな格差があります。2年前は22人、昨年11人今年は9人となっている。しかし綾部の子の学力(能力)が低いわけではありません。福知山高校の国公立大学合格者83人の内13人が綾部の子どもであり,西舞鶴54人の内5人が綾部の子である。具体的な数字をあげて質問をされている。すなわち綾部の子どもは国公立大に27人は合格する能力がある。特進コ-スを設置し国公立大学に合格させる目標人数はおよそ28人とするのか。府教委の意図はわからないが格差是正という視点からとらえれば28人程度が一つの目安になるのではないか。          特進コ-スの具体化は、現場綾部高校が如何に大胆に計画立案するのか。その力量が問われることになるだろう。英知を結集して誰もが理解し納得のできる特進コ-スの具現化・実践に綾部高校は責任を持つべきである。逃げてはいけない弁解も許されない。特進コ-スは生徒の進路の自己実現が期待でき、国公立大学に合格ができるということを、中学校の先生や保護者に理解される努力を傾注しなければならない。特進コ—スの具体的な内容の発表に期待したい。なるほど、この具体的な案であれば納得できるという充実した内容こそ市民は固唾をのんで見守っている。そして特進コ-スの設置は是非来年度から実施していただきたい。あやべ市民新聞がトップ記事として報道されたことによって、市内の中学生の親は大きな期待をして待っていられるからだ。     格差と言うことについて私の見解を述べておく。格差とは、元々不平等という意味である。格差というと差が付いていると言うことだけでなくてその根底に不平等・不公平という意味が含まれる。政治として大切なのは,不公平の部分をしっかりと是正していくことである。
by ayabemorinaga | 2013-07-04 07:35 | 政治・議会