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綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

地方議会

今、都道府県市町村では議会が開会中である。本来議会は、執行機関を監視する機関で、議会と長とはほどよい対立、緊張感があふれている。ことが絶対に欠かせない条件である。地方議会では国会のような議会内閣制ではないので、与党、野党という言葉は通用しないはずだ。なぜなら、首長も議員も直接住民の選挙で選出され、共に住民に責任を負う仕組みの二元代表制となっていて、そこに与野党の理念は成立しない。議員が首長を支持し、これを擁護する姿勢は、全く無用の長物で、すべて議員は、住民代表として市民党、住民党となって市政,町政を批判監視しなければならない。議員は政治家となった以上奉仕の観念に徹底し,首長から二歩も三歩も離れて,冷静な第三者として行動する態度を堅持しなければならぬ。さらには,住民福祉を説き・一歩一歩、改革…改善の道を選んで住民に奉仕する責任を自覚すべきである。
公権力を持った首長に就任すると【,人が変わった,おきく見える,口の効き方も違う】と言われる事がある。人間権力を手中に収めると,権力欲がつぎから次えと重なって加速する。最後には権力は堕落して滅びる。ことは,東西の歴史がおしえている。だから,民主社会て゜は、権限のある者に対して,批判する人が絶対に必要である。批判をして反省させ,時にはほめ言葉で激励し公正な行政を維持しなければならぬ。是が議会の唯一の任務、使命であり、それゆえ,執行機関と議会という両機関の対立対等の理論がうまれ、牽制均衡の原則が生きる事になる。議員は,議会に提案されるすべての案件に対して是是非非の立場を堅持することが、議員本来の任務である。あなたも,終われば好き勝手が言えていい身分ですね。だから言論の自由が保障されている、民主主義社会はいいんだよ。みんなの高笑いが聞こえる。
by ayabemorinaga | 2015-03-11 11:26 | 政治・議会