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綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

内部告発(密告)


内部告発については、過去に何回か書いている。内部告発は、多くの場合人間関係の破滅から、おきる。と考えてまず間違っていない。情け無いことであるが、内部告発によってしか不正が暴けないのは、現代社会の組織に問題が無いか。どうすれば愚かな人間の不正行為を防ぐことが出来るのか。内部監査を徹底しても不正を見抜くことはまず出来ないことが多いい。たとえば、裏金作りの一つの方法として、空出張がある。しかし、監査で此の不正を見抜くことは不可能だ。書類がしっかりと整備されていれば、いかに有能な監査員でも見抜くことは出来ぬ。監査における書類審査の限界だ。土地の賃貸料が異常に高い。なぜこのような常識はずれの賃貸料を払う契約をしたのか。このぐらいは書類審査でも分かる。大阪桐蔭高校の裏金問題、保育園園長の4900万円横領などすべて内部告発によって判明している。内部告発即ち密告と言った行為は、人間としての裏切りでありるが、このような行為も不正をあばく為には許される行為なのか。此の世に信義は存在するのか。こんなことが続けば、信義誠実の原則を維持出来るのか。、人間不信に陥ってしまう。ところでこんな事例はどうだろう。。ある自閉症の生徒が先生方の真摯な取り組み教委の支援によって、参学年に進級した。3年の学年主任、担任、は何とか卒業をさせようと懸命の努力を重ねた。ところが、学科の先生達が卒業に反対をして、卒業をする事は出来なかった。卒業認定は校長の権限である。校長を補佐する副校長が、どのように校長に報告していたのか。さいわい、保護者が苦情を申し出なかったので、事なきを得たのであるが。この件について学年主任は、内部告発をしたいぐらいだと言って憤慨をされていた。このような相談を受けた場合、告発をすすめるべきか。思いととどまらせるべきか。
by ayabemorinaga | 2015-04-23 12:05 | 教育・学校