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綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

学力向上

府教委幹部から、綾部中の学力が向上している。地教委の努力によるものだろう。と言うお話を聞いて、市教委幹部に出逢って、綾部中の学力向上についてお話を伺った。教科指導力(英語)のある教師の存在である。と。なるほど、学力向上の秘策は教科指導力のある教師を配置する事により達成する事が出来る。具体的な事例の一つだ。そのことは、スポ-ツクラブ指導についても言えることだ。野球などは、監督の力量が端的にあらわれる。何も野球に限らず体育系クラブ全体に言えることだ。かって、私が管理職の時に中丹地域の高校一般人事について、校長に任せて欲しいという要望をして、西野教育長から、では、やってみたら-と任されたことがあった。ところが、校長同士が、優秀な教員の引き抜きを始めたから、話がまとまらなくなり、挙げ句の果ては、教育委員会に一任をしなければ成らない羽目になったことがある。校長は、通学圏内の高校の優秀な教員(指導力)は知り尽くしている、ゆえ、取り合いになる。(私達が管理職の時はそのような状況であったが、今は定かでない)校長は、優秀な教員を集めたい。そのことが学力向上に欠かせない条件であることは理解しているまた。誰もが、優秀教員を手放したがらない。
 まず学力向上の手立てとしては、優秀な教員配置だ。校長は、校内の教科指導力に優劣のある教科は、熟知しているはずだ。学力向上を目指すならば、まず、優れた教科指導力のある教諭の配置を要望すべきである。元校長会長の井関君が言っていたことがある。綾部高校の学力が低下したのは、優秀な教員が出て行ったことに尽きると。教科指導力の優れた教員には、誰もがなれる。教科指導力の優れた教師になれる素質はある。すべての教員が教科指導力の向上に向けて、教材研究、研究授業を行い研鑚に励むことである。そのような校内で雰囲気作りも、また、校長の手腕の一つだ。【成せば成る】このことに尽きる。地域の要望を学校が一体となってうけとめ、とり組む。このことが学力向上への取り組みの第一歩だ。
 知能が優れている教師が教科指導力に優れているとは言えない。頭のいい教師は、勉強が出来ない生徒の苦しみなど理解できない。勉強で理解力が劣っていた経験が無いから、こんな問題も出来ないのか、おまえは馬鹿かと生徒を軽蔑して、生徒が理解できる様な授業の工夫をしない。常に自分と比較して生徒を見る悪い癖がある。とくに数学など頭いい教師に当たった生徒は災難だ。私がそのいい例だ。
 偏差値の優れた生徒を伸ばすことは誰でも出来る。問題は偏差値の思わしくない、生徒の学力向上に取り組み達成することこそ、教師冥利に尽きるという言う気概を教師は持て。そのためには、日々研鑚をつみ生徒にわかる授業の実践をする事だ。頭脳優秀な生徒がいないから、地域の要望に答えられないなんて弱音を吐くな。                                      追記 昨日西城陽高校のクラブ活動・学科について放映されていたが、学力向上の取り組みを研究課題として取り組むことなど、学校長の創意工夫により、特色ある学校づくりはいくらでもある。校長の管理職としてのリ-ダ‐シップが発揮出来るかどうかだ。昔とことなり校長の学校運営に反対する教師は皆無ではないか。学校運営に校長の実力を示せ。管理職よ奮起せよ。生徒の進路保障の完遂を願って----
 追記 綾部中の学力については英語は伸びているが、デ—タ-で見る限り、そんなに飛躍的に向上しているとは思えないようだ。
by ayabemorinaga | 2016-01-26 09:16 | 教育・学校