人気ブログランキング | 話題のタグを見る

綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

風の行くへ(寺総代0B会)

昨日は大槻元筆頭総代のご尽力により寺総代0B会が行われた。平成13年4月より平成19年3月まで、二期6年間努めた4人が久しぶりに満福寺で一同に会し、住職夫婦も参加していただき会食をした。まずは、思いで話に花が咲く。総代就任最初の仕事は、高野山大学に在学中の俊裕僧に出逢って満福寺の住職を継いでいただく意志確認に、高野山へ妙俊住職と総代四人が自家用車で行った。高速で入り口を間違えて随分南下して後戻りをしやっとの思いで高野山にたどり着いた。俊裕僧の気持ちを聞かせてもらいほっと一安心した事も遠いい昔の思いでだ。俊裕僧の高野山高校大学の学費は檀家に頼られることはなく、妙俊住職が負担された。俊裕僧は平成18年に満福寺に帰っていただいた。本堂玄関口の改修や、檀家の篤志家から50万円のご寄進をいただき本堂周りをすべてサッシ戸に取り替えた。本堂屋根のトタン葺きの劣化が激しくなったので銅板葺きかえを檀家の了解を得て行うことと成った。その費用は1000万である。酸性雨の影響がどの程度あるのか懸念材料もあったが思い切って銅板葺きにした。さらに浄化槽設置の為に300万円を支出した。また、妙俊住職のたっての願いで有る俊裕僧の新居の建設については、檀家の了解を得てまず建設資金として月々2000円の積み立て始めた。出来るだけ多くの方に総代をやっていただくことも必要であろうという考えに基づき、私達は、新居の建設は後継総代にお任せすることにして、新居建設資金2000万円を引き継ぎした。寺総代の仕事は、新年、お盆、節分、大師請等の準備並び世話である。環境整備の為に寺周辺の草刈りも総代就任後4年間は総代で行ったが、急斜面等があり足場悪いところがあるので、森林組合に委託する事にした。総代旅行を2回行った。北陸旅行の時は、老舗旅館花紫に、山陰旅行の時に宿泊した旅館の名前がどうしても思い出せない。唯、足立美術館で横山大観の絵画を鑑賞したことは憶えている。いろいろと自慢げに総代当時の業績をあげつらっているとお考えかも知れぬが、これらの業績は、大槻筆頭総代の満福寺の護持運営こそ、総代に課せられた責務であるという方針に従い、総代3人が一致協力をした賜ものである。と、我ひとり自負している。
 私も総代を辞めてから久しぶりに満福寺に訪れたが、環境整備はじつに素晴らしい。後継総代のご努力に改めて感謝申し上げる。

by ayabemorinaga | 2016-04-19 13:18 | 教育・学校