綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

追憶

私の父は無類のタバコ好きであった.朝からくわえタバコで起きてくることがたびたびあった.私は父親の遺伝子を受け継いでおらずタバコはからっきしダメだ。戦時中は何もかも配給制度であったので,酒好きの人とタバコを交換していた.父が亡くなったのは、60才だ。自治会の役員をしていたので,消防訓練のあとの酒宴の接待をしている席で倒れた.トラックで家まで送ってもらったらしい.当時私は寺町の市営住宅に住んでいた.即座に医者に見てもらっておれば良かったのだが,酒席で倒れたので母親も祖母も二日酔いだと思っていたらしい。心筋梗塞を発症していたらしいので医者にかかっておれば命を落とすこともなかったと考えている.一緒に暮らしておれば,自分なりの対応が出来ていたのだとおもい無念の念がする。父の葬儀をしながら,祖母の葬儀もさほ遠いい将来ではないなと思った.祖母も逆縁にあい心中いかほどかと思わないわけにはいかなかった。祖母は,家族が力を合わせて家を守っていくしかないと、けなげに云っていた。急遽、寺町の市営住宅から西坂に帰る事になった.高等学校三年の弟がいた.妹は柳瀬のグンゼに就職していた.弟の就職や妹の結婚をさせねば成らぬ立場なった.妹二人はすでに鬼籍に入り,命ながらえているのは弟と二人だ。弟とは15才年が離れている。昨今さよなう昔のことがなぜか思い出されて成らぬ。
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by ayabemorinaga | 2018-03-24 09:16 | Comments(0)