綾部市物部地区在住


by ayabemorinaga

遙かなる追憶

この年齢になると未来はない.死神が、おいでおいでをしているが,その手に乗るものかと必死にもがいている。が、ふと,生きることも苦であるなとしばしば思う。されど,寿命あるかぎり健康で生きたいと願う。そのような思いは誰でも共通のものであるが願いどおりに行かないのも人生だ。さて,追憶であるが,私が国民学校2年生のとき,太平洋戦争が勃発する。そして四年後の6年生で敗戦。戦後未曾有の食糧難が訪れる.衣類と米の物々交換が盛んに行われた.当時の農家では生産物はなにであれ売れに売れた.農家の裕福な時代だ。田舎で月給取りと言われた人達も農業を継ごうかと何度も思案された時代だ.当時の月給ではとても食べていけるような状態でない。まさに薄給だ。そのような農家の黄金時代が10年ばかり続いたかな.朝鮮戦争が勃発して軍需景気で経済が俄に好転していった.当時農家ではどの家も牛を飼育していた.牛を使って農耕する為と小牛の飼育目的だ.当時の農家では小牛を飼育して売却し収入を得ていた。が,昭和27年頃から耕耘機が農耕の中心になり牛の飼育は廃れていく.農家経済が困難になり始めるのは昭和32年頃からだ.農業の機械化によりその購入資金の調達が農家の経済を圧迫し始めた。

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by ayabemorinaga | 2018-04-26 08:13 | Comments(0)