ロマン
2008年 07月 22日
人間誰しも詩心は持っている。川のせせらぎにも、風のささやきにも、雲のたたずまいにも,日の輝きにも、人生の感激にも、やるせない苦悩のなかにも、不思議な韻律と言うものがある。人はその韻律を感ずると、言葉にしたくて仕様がない衝動に駆られ、それが溢れ出たものが詩である。だから、明の李夢陽は、詩は情の自鳴で有ると言うことを言っている。于武陵の勧酒、君ニ勧ム、金屈巵。この盃をうけてくれ。満酌、辞スルヲ須イザレ、どうぞなみなみとつがしておくれ、花発ケドモ、雨風多シ、花に嵐のたとえもあるぞ、人生、別離ニ足ル、さよならだけが人生だ。うたごころを持った生活をしたいものだ。
by ayabemorinaga
| 2008-07-22 06:25
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